2006年 04月 13日
SHARAKUMONO(シャラクモノ)キャセロール
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これは山田 耕民氏によるデザインのキャセロールです。私の愛用品でございます。
山田 耕民
1947年東京生まれ。バウハウス(20世紀初頭のドイツにあったデザイン総合スクール)で学位を修めたヘンドリック神父に師事し、その後千葉大学で工業デザイン科の助手などを務め、フリーランスデザイナーとして活動。1985年、ZACデザイン事務所を設立し、2002年グッドデザイン賞などを受賞。グローバルナイフなどをはじめとして海外での評価も受けている。
私も持っています、グローバルプロのぺティ。ぺティナイフということになってますが刃渡りは16cmあるので、私の小さな手でも大きすぎず小さすぎずで非常に使いやすく重宝しております。
ところでこのキャセロール、あえて鉄鍋と私は言いたいのですが非常に使いやすいのです。鉄鍋独特の「鉄が馴染むまでは焦げ付きやすい」ということもありませんでした。私は以前、土鍋を大・中・小と揃えていたのですが、貰い物だった中サイズの土鍋を割ってしまってからずっと雰囲気のある土鍋を探しておりました。が、なかなかぐっとくるものに巡り合えずにいたのです。素敵なものはあったんですがなかなかお高いのと深さがちょっと足りない。大好きな湯豆腐をすると豆腐の頭が出てしまいます。他にも候補はありましたが、帯に短し襷に長しです。
そこで土鍋だけでなく鉄鍋まで範囲を広げて探したところ出逢ったのがSHARAKUMONOの鉄鍋です。鉄鍋だけだと柳宗理の鉄鍋も候補でしたが、決め手はどれだけ蓋を使うか ということ。煮込み料理は普段は圧力鍋にお任せなので蓋自体の使用頻度を考えるとSHARAKUMONOの方に軍配が上がりました。この蓋はステンレス製で清潔感があるのに加え鍋の具材を並べるというトレーのような役割も果たしますし、食卓でヘラやお玉などの置き場としてもスマートに使えます。
欠点としては、「重い」のと「でんぷん質を鍋に放置しておくと食材が黒くなる」ということですが、食器としても調理器具としても兼ね備えるなかなか優れた鍋ではないかと私は思います。琺瑯鍋といえば のル・クルーゼは可愛いし素敵なのですが焦げ目が命の石焼ビビンパは出来ません(笑)あと、湯豆腐やいわゆる鍋物にはどうしてもどうしてもあわないのですよ。炒める・煮る・蒸す・揚げるに加え、焼き目をしっかりつけられる+少々乱暴に扱っても頑丈である ってことは私の中では非常にポイントが高かったのです。それにこの鍋は鉄鍋の欠点でもある「しばらく使わないでいると錆が浮く」ということもありません。なにか特殊な加工がされているかは定かではありませんが・・・なんででしょうね?
まだレシピのカテゴリには一枚も写真を載せてませんが(出来上がると写真撮るのを忘れてしまって即食事になってしまうもので・・・)いずれぼちぼち写真も撮って記録として残してみます。
料理は生活の中でどうしても外せない大切なものですし、私って料理好きなの~というわけではないのですがさすがに1人暮らしも10数年たつと嫌でも覚えるものです。外食ばかりだとエンゲル係数も身体年齢も高くなる一方なので食費と医療費削減のためには必要不可欠ですしね(笑)
by JOANNA-hoo
| 2006-04-13 23:59
| mono